- 人生100年時代の銀行シニアビジネス事例
- 定価:2,200円(税込)
- サイズ:A5判・208頁
- 2020年5月初版
- ISBN:978-4-7650-2171-5
本書の内容
日本における高齢化やシニアをめぐる問題などを踏まえて、銀行に求められる取組みを紹介しています。また、銀行の現状や実際の取組事例を挙げながら、今後のシニアビジネスの方向性を示唆。シニアビジネスを構成する「資産管理」「資産運用」「貸付」といった事業の効果的な取組みやその考え方が検討できます。
目次はこちら(クリックで内容が表示されます)
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第1章 シニアビジネスで新たな収益機会を創る
1.金融包摂と金融ジェロントロジー
2.超高齢社会において高まる金融ニーズ
3.シニアビジネスを中核業務として収益化する
4.シニアビジネスを成功させる3つの取組み
5.ターゲットを明確にする第2章 シニアリッチは中核顧客になる
1.富裕層・シニア層とシニアリッチ
2.シニアリッチを中核としたシニアビジネス
3.本部主導のマスリテールは成功しない
4.ポートフォリオ営業が難しいシニアリッチ・富裕層
5.トップの決意と組織の意識改革第3章 資産管理や相続・事業承継への取組み
1.増える認知症顧客への対応と課題
2.成年後見制度の利用と支援・関連商品の充実
3.信託業務の強化と信託商品の充実
4.資産管理や相続に関する総合的な支援の取組事例
5.事業承継ビジネスを強化する取組み
6.相続・事業承継ビジネスの今後の課題と規制緩和第4章 シニアリッチ向け資産運用ビジネス
1.シニアリッチ向け資産運用の位置づけ
2.証券子会社・資産運用子会社を保有するべきか
3.事例で検証する資産運用ビジネス
4.公的年金不安や資産形成ニーズの取込み第5章 スペシャリストの確保とサポート体制
1.FA人材の育成・確保と態勢整備
2.存在意義が増すIFAの活用
3.高齢者ガイドラインとシニアビジネス活性化の可能性
4.ハウスビューの作成と有効活用
5.リサーチ部隊の創設と有効活用第6章 シニア向け貸出を拡充・拡大する取組み
1.不動産の有効活用とアパートローン
2.セカンドライフの充実を図るリバースモーゲージの拡充
3.セカンドハウス取得・移住ニーズに応えるローン展開
4.海外不動産投資とハワイ不動産担保ローン
5.不動産関連ビジネスの規制緩和と拡大の可能性第7章 非金融サービスの取組みと強化策
1.シニアの孤立を防ぐ他業界のサービス
2.銀行が行うシニア見守りサービス
3.単身シニア向け終活支援サービスの検討と展開
4.高齢者が元気で長生きするための取組み第8章 シニアリッチに愛される店舗づくり
1.次世代型店舗の導入と業務効率化の取組み
2.メガ店舗化という選択もある
3.シニアに合わせた営業時間を検討する
4.店舗の廃止と営業事務所への転換
5.銀行代理業の活用と期待できる効果
6.移動店舗車による地域ネットワークの維持第9章 東京拠点を有効活用・拡充する利点
1.東京個人営業部の設置とシニアビジネス強化
2.東京拠点の活用策としての東京ラウンジの設置第10章 介護・ケアサービスの提供による人材活用策
1.介護人材を増やす行員による介護資格の取得
2.ケアハウスなど介護施設への人材供給
<参考>百貨店の苦境から銀行が学ぶこと
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