本書の内容
サイバーナイフによる治療例は原発性肺がんをはじめ、転移性肺がん、胸部骨転移、胸部リンパ節転移、希少がんである胸腺腫・胸腺がんに至るまで全部で54症例を収録。
治療は可能な限り病変を正確にとらえ、周辺の温存すべき正常組織を守りつつ、丁寧に分割して行っています。そして「画像上確認できないものは予防的に照射しない」すなわち、予防的な治療に配慮しないという原則に沿って実行しています。
本書は保険・医療担当者必須の定位放射線によるがん治療の実際が紹介されています。
治療は可能な限り病変を正確にとらえ、周辺の温存すべき正常組織を守りつつ、丁寧に分割して行っています。そして「画像上確認できないものは予防的に照射しない」すなわち、予防的な治療に配慮しないという原則に沿って実行しています。
本書は保険・医療担当者必須の定位放射線によるがん治療の実際が紹介されています。
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第Ⅰ部 肺と胸部疾患の基礎知識
1.肺と胸部の仕組み
2.肺がんと胸腺腫・胸腺がん
3.PETCTによる画像診断
4.サイバーナイフによる定位放射線治療
5.原発性肺がん・転移性肺がんの治療
6.緩和ケアとサイバーナイフの治療
7.サイバーナイフの治療実績
第Ⅱ部 サイバーナイフ治療の実際
1.原発性肺がんの治療
(肺扁平上皮がんの術後再発/肺扁平上皮がん/肺腺がん/右肺がん(神経内分泌腫瘍)の気管再発/(全11症例)
2.転移性肺がんの治療
(肝細胞がん、転移性肺がん/腎がん、転移性肺がん/胆のうがん、転移性肺がん/外耳道がん、転移性肺がん/子宮頸がん、転移性肺がん/肺カルチノイド、転移性肺がん/胸腺カルチノイド、転移性肺がん(全12症例)
3.胸部骨転移の治療
(乳がん、胸骨転移、胸骨傍リンパ節転移/甲状腺濾胞がん、胸骨転移/肝細胞がん、胸椎転移/甲状腺濾胞がん、肋骨転移、肩甲骨転移、胸椎転移/多発性骨髄腫(胸椎、腸骨)/甲状腺濾胞がん、胸骨転移(全11症例)
4.胸部リンパ節転移の治療
(肝細胞がん、縦隔リンパ節転移/胃がん術後、縦隔リンパ節転移/乳がん術後、胸骨傍リンパ節転移、左右の腋窩リンパ節転移/乳がん非切除、大きな腋窩リンパ節転移(全11症例)
5.胸腺腫と胸腺がんの治療
(胸腺がん/胸腺がんの転移性肺がん/胸腺がん術後、横隔膜転移/胸腺腫(全9症例)
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第Ⅰ部 肺と胸部疾患の基礎知識