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バンクビジネス

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  • 定価:1,100円(税込)
いまマネロン対策で求められる
営業店のリスクベース・アプローチ
徹底ガイド
~担当者が行うべきリスク低減のポイント

※Amazon・富士山マガジンサービスではデジタル版の購入も可能です。

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特集
いまマネロン対策で求められる
営業店のリスクベース・アプローチ
徹底ガイド
~担当者が行うべきリスク低減のポイント
金融機関のマネロン等対策では継続的顧客管理が重要視される中、営業店においては画一的な対応ではなく、顧客のリスクを判断し、そのレベルに合わせた対応を行う「リスクベース・アプローチ」が求められています。
そこで本特集では、マンガでリスクベース・アプローチの基礎となる考え方を押さえるとともに、営業店・担当者が行うべきリスク低減措置や、リスク評価書作成時のポイントについて解説します。

プロローグ マンガ
マネロン等対策を進めるうえで営業店・担当者に
求められる役割を理解しよう[ MORE >> ]

 

PART1 リスクベース・アプローチの基本

1 マンガで学ぶ
リスクベース・アプローチの仕組みと営業店の役割[ MORE >> ]

①そもそもリスクベース・アプローチとは何?なぜ今注目されているの?
②顧客のリスク評価はどのように行うの?
③お客様のリスク評価はどんな方法で行われているの?
④厳格な管理、簡素な管理などは具体的にどんな管理方法なの?
⑤お客様のリスク評価は今後変わることもあるの?
⑥リスクベース・アプローチを実践するうえで
営業店担当者はどんなことに留意すればいいの?
 

PART2 担当者に求められるリスク低減措置

1 個人のお客様のリスク評価を踏まえた
営業店の対応ポイントとリスク低減措置[ MORE >> ]

①過去に疑わしい取引の届出対象となった取引を行ったことがあるお客様が来店した
②直前1年間に外国為替取引がある(または見込がある)お客様が来店した
③外国PEPsに該当しているお客様が来店した
④定期的な顧客情報申告依頼に対して長期間対応がないお客様が来店した
⑤本部が送っている郵便物が未達であるお客様が来店した
⑥自行庫に普通預金を3口座以上保有しているお客様が来店した
⑦住所や電話番号が別顧客に登録されているなど
顧客データに重複があるお客様が来店した
⑧かつて汚損した硬貨を持ち込んだことがあるお客様が来店した
⑨顔写真付きでない身分証明書で口座開設をしたいというお客様が来店した
⑩子どもの名義で口座を開設している親権者が来店した
⑪IB取引など非対面でのみ取引しているお客様が来店した
⑫無職・主婦・学生・年金受給者のお客様が来店した
⑬内国 PEPsに該当しているお客様が来店した
⑭在留期限が迫る外国人のお客様が来店した

2「古い口座」によく見られる
こんなお客様への対応ポイントとリスク低減措置

①本人確認・取引時確認がまだ未実施であるお客様が来店した
②仮名・通称名を使用しているお客様が来店した
③登録住所が営業地区から離れているお客様が来店した
④職業欄・勤務先の申告がないお客様が来店した

3 法人のお客様のリスク評価を踏まえた
営業店の対応ポイントとリスク低減措置

①実質的支配者の確認が済んでいないまたは不透明な取引先が来店した
②ハイリスク業種・特徴に該当している取引先が来店した
③設立されて間もない取引先の担当者が来店した
④定款・登記事項証明書に関連性のない事業が多く要注意登録されている取引先が来店した
⑤代表者が外国人である取引先が来店した
⑥資本金が100万円未満である取引先が来店した
⑦法人所在地がマンションの一室になっている取引先が来店した
⑧ミドルリスク業種・特徴に該当している取引先が来店した
⑨特定事業者に該当している取引先が来店した
⑩自営業者(個人事業主)のお客様が来店した

4 注意したい!リスク評価を高めかねない
顧客の要望と営業店に求められる対応

Case1 口座残高が僅少にも関わらず限度額を引き上げたいと言われた
Case2 住居地と異なる場所を郵便物の送付先にしたいと言われた
Case3 2つ目の普通預金口座を作りたいと言われた
Case4 口座開設時の目的と異なる多額の取引を依頼された
Case5 口座名義を仮名・通称に変更したいと依頼された
Case6 継続的顧客管理の一環で勤務先等を聞いたものの回答を拒否された


コラム

リスク評価がVHに該当する顧客が
来店した場合にはどう対応すればよい?
 

PART3 リスク評価書を作成する際のポイント

1 リスク評価書の概要について押さえよう[ MORE >> ]

2 リスク評価書に盛り込むべきポイントを押さえよう