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  • 高齢化するひきこもりの
    サバイバルライフプラン
  • 畠中雅子 著
  • 定価:1,650円(税込)
  • サイズ:A5判・224頁
  • 2012年7月初版
  • ISBN:978-4-7650-1150-1

本書の内容

ひきこもりの子が親亡き後も一人でも生きていけるようにするには、今からどんな準備をしておかなければならないのか――。本書は、「ひきこもりの子の親亡き後の生活設計」について、具体的に紹介・解説したものです。
 著者は、ひきこもりの子どもがいるご家庭の生活設計に精通し、実際に多くのご家庭からご相談を受けているファイナンシャル・プランナーの畠中雅子さん。
 生活資金をどうするのか、住まいの確保、年金や保険はどうしたらいいのか、相続の問題、兄弟(姉妹)への配慮など、考えておかなければならないことは数多くあります。
 本書ではそれらを、わかりやすく、そして具体的に解説しています。
 ひきこもりの状態にある人は現在、70万人とも100万人以上とも言われています。しかも、ひきこもりの長期化や、大人になってからひきこもり状態になる人の増加もあって、その高年齢化はどんどん進んでおり、40歳代、50歳代のひきこもりも、決して珍しくなくなっています。当然、その親御さんも老年期を迎えているわけで、ひきこもりの子どもの「親亡き後」をどうするかは、いままさに喫緊の課題になっているのです。
 ひきこもりのお子さんを持つご家庭にとって、本書は、お子さんのこれからの暮らしに目途と安心を得るための大きな力になると思います。
 ひきこもり問題の第一人者である精神科医の斎藤環氏と著者による対談も収録しており、高齢化するひきこもりの問題について、多くの示唆を得ることができます。