
- 先輩行員が説く 入行1年目の教科書
- 定価:1,540円(税込)
- サイズ:四六判・176頁
- 2021年10月初版
- ISBN:978-4-7650-2326-9
本書の内容
金融機関においては外部の信用が何より大切です。そのため、仕事もプライベートも‶堅く”行うことが求められます。しかし金融機関も特別な組織ではありません。業務内容が異なっても、出世や人間関係は一般の会社と変わりはありません。ですから、金融機関だからといって特に身構える必要はないのです。
本書は銀行員として30年以上キャリアのある筆者が、現場の仕事、キャリアアップの実際、転勤や人間関係のあり方などを、新入行員の皆さん向けにやさしく書き下ろしました。取り組んで欲しいことだけでなく、してはいけないことも説いています。本書を読んで、高い自信と誇りを持って業務に取り組んでください。
本書は銀行員として30年以上キャリアのある筆者が、現場の仕事、キャリアアップの実際、転勤や人間関係のあり方などを、新入行員の皆さん向けにやさしく書き下ろしました。取り組んで欲しいことだけでなく、してはいけないことも説いています。本書を読んで、高い自信と誇りを持って業務に取り組んでください。
目次はこちら(クリックで内容が表示されます)
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第1章●金融機関の役割と業務
なぜ金融機関に就職したのですか?/金融機関を通して社会に貢献する/金融機関の社会における役割/金融機関の三大業務/三大業務以外の業務/金融機関の種類と特徴
第2章●本部の仕事と支店の仕事
支店は金融業務の最前線/緊張の連続の入行初日/支店の組織はどうなっている?/組織ごとの業務はどうなっている?/支店勤務のやりがい/本部の機能とさまざまな業務/本部は支店のサポート役/情報を活用し業務の幅を広げる/本部勤務のやりがい
第3章●キャリアアップの実際
行職員としてのキャリアアップ/入行してから支店長になるまで/多くの女性が支店長として活躍/キャリアアップに遅れたら…/働き方改革と勤務スタイル/第二の人生の選択肢
第4章●出世するということ
入った以上は出世したい!/出世の3つの条件/同期は身近なライバル/仕事の実績は周囲の協力を得て/世渡り上手と人間関係/上司との上手なつきあい方/とにかく嘘をついてはいけない/報告はきちんと行う/出世が遅れたらどうなる?
第5章●転勤と行内の人間関係
転勤しない人はいない/新たな分野に挑戦するチャンス/人間関係をリセットできる/自ら転勤を志望できる時代に/人間関係は一般の社会と同じ/人間関係に悩んだときは…
第6章●キーワードは「信頼」
絶対にしてはいけない/仕事の握り込み/資金繰り破綻による着服/行職員間のお金の貸し借り/不健全な男女関係/お客様との深すぎる関係/お客様情報の漏洩/暴力行為/金融機関の行職員としての無自覚/信頼を傷つけること
第7章●簡単に辞めてはいけない
いつも忙しいから/ノルマが厳しいから/飲み会などのつきあいが多いから/人間関係が面倒だから/出世競争が厳しいから/ルールなどが厳しいから/相談して環境を変える努力を
第8章●よくある質問への回答
休暇は取りやすいの?/残業は多いの?/夜のつきあいは多いの?/休日出勤はあるの?/転勤は拒否できるの?/仕事中に病院には行けるの?/サービス残業はあるの?/産休や育休は取れるの?/もしパワハラを受けたら?/住宅ローンは職場で借りないといけないの?/会社の寮には入れるの?/勤務地を希望できるの?/部店旅行は参加しないといけないの?/独身だと出世に不利なの?/出身校で出世に差はあるの?
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第1章●金融機関の役割と業務