- からだにやさしい
脳・脳神経・脊髄疾患のサイバーナイフ治療
=症状の回復と機能の温存を目指して=
- 定価:3,520円(税込)
- サイズ:B5判・136頁
- 2018年11月初版
- ISBN:978-4-7650-2124-1
本書の内容
「神の手を持つ男」と呼ばれる世界トップの脳神経外科医、福島孝徳医師の手による、
がん治療シリーズ第5弾!
脳・脳神経は他の組織と異なり、細胞が再生しない組織といわれています。
したがって、治療にあたりできるだけ傷つけず失わないことが求められます。
また脳・脳神経に発生する腫瘍の約半数は良性腫瘍とされ、
転移することなくゆっくりと体積を増していく特徴があります。
したがって、この増大を阻止することが治療の目的となります。
本書では、12ある脳神経にかかわる腫瘍、病変について、
1番から順にサイバーナイフにおける治療例を紹介します。
目次はこちら(クリックで内容が表示されます)
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第1章 脳・脳神経の仕組みと働き
1 脳の構造とその機能
2 脳神経の構造とその機能
3 脳神経へのサイバーナイフ治療第2章 脳・脳神経のサイバーナイフ治療
1 サイバーナイフの治療実績
2 脳神経にかかる治療例
1.嗅神経にかかる治療(全7症例)
Column 1 嗅神経芽細胞腫へのサイバーナイフ治療例
2.視神経と脳下垂体にかかる治療(全15症例)
Column 2 治療の難しい頭蓋咽頭腫
Column 3 視神経を守りつつ眼窩内腫瘍を治療する
3.動眼神経・滑車神経・三叉神経・外転神経にかかる治療(全17症例)
Column 4 腫瘍や動静脈奇形も引き起こす三叉神経痛
Column 5 海綿状血管腫の治療にはサイバーナイフが有効
Column 6 腫瘍などの原因で出現する外転神経麻痺
4.顔面神経にかかる治療(全5症例)
5.聴神経にかかる治療(全6症例)
6.舌咽神経・迷走神経・副神経にかかる治療(全6症例)
Column 7 困難を極める頸静脈孔神経鞘腫の治療
7.舌下神経にかかる治療(全4症例)第3章 脳神経以外のサイバーナイフ治療
1.脊椎・脊髄にかかる治療(全7症例)
Column 8 脊椎の動きを追いかけて治療する
2.脳動静脈奇形の治療(全6症例)
Column 9 治療方法で議論がなされる脳動静脈奇形
3.転移性脳腫瘍の治療(全6症例)
Column 10 転移性脳腫瘍に対するサイバーナイフの定位放射線治療
4.悪性グリオーマの治療(全5症例)
Column 11 悪性グリオーマの治療は原則に従って対応
5.比較的まれな腫瘍の治療(全8症例)
Column 12 血管周皮腫をサイバーナイフで治療する
Column 13 手術に代えて脳室内髄膜腫を治療する
6.頭蓋底に拡がる腫瘍の治療(全7症例)
Column 14 頭蓋底脳腫瘍を安全・少ない負担で治療する
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