バンクビジネス
- バンクビジネス NO.1093 2025年12月号増刊
- 定価:1,100円(税込)
Q&Aでやさしく解説!ゼロからわかる企業価値担保権
~価値評価のポイントと実務対応ケーススタディ
~価値評価のポイントと実務対応ケーススタディ
詳細情報
| 特集 | Q&Aでやさしく解説!ゼロからわかる企業価値担保権 ~価値評価のポイントと実務対応ケーススタディ |
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不動産や経営者保証に過度に依存せず、事業の将来性に基づく融資を後押しする制度として創設された「企業価値担保権」。本総特集では、制度の基本的な仕組み、企業価値の評価手法、実務対応時のポイントをQ&Aとケーススタディで解説します。
プロローグ マンガ 企業価値を評価して融資するってどういうこと?
PART1 制度の基本を理解しよう
1 企業価値担保権の基礎知識Q&A
[制度の背景と目的]①企業価値担保権ってどんな制度?
なぜ新設されることになったの?
②この制度はどんな企業でも利用することができるの?
規模や業種に制限は?
③事業性融資推進法って何?
企業価値担保権と関連はあるの?
④事業性評価に基づく融資とはどんな違いがあるの?
[制度の仕組み]
⑤「企業全体を担保にできるってどういうこと?
⑥担保にできる資産って具体的にどんなもの?
⑦どんな流れで融資を行うことになるの?
⑧融資の実行や回収はどう行われることになるの?
⑨モニタリングで担保価値も変わる?
評価が変わったら融資の限度額も変更される?
[従来担保との比較]
⑩不動産担保とはどこが違うの?
⑪動産・債権譲渡担保とはどこが違うの?
⑫知的財産権とはどこが違うの?
⑬担保設定の範囲はどのようにして決まるの?
⑭既存担保との関係は?どっちが優先になるの?
⑮融資における権限やその管理は従来と同じでいいの?
[制度の運用]
⑯企業価値担保権はいつから施行されるの?
⑰制度スタートにあたって営業店にはどんな準備が必要?
⑱制度開始によって金利や融資枠に影響はあるの?
⑲担保を一度設定したら解除はできないの?
2 【マンガ】制度の概要はこんなトークで企業に説明しよう
PART2 企業価値を評価する手法を押さえよう
1 企業価値を評価するポイントQ&A
[評価の基本]①企業の「価値」って具体的にどんなものを指すの?
②財務内容が悪くても企業価値が
高く評価されることもあるの?
③どんな目的のために企業を評価するの?
④企業価値の評価って誰が行うの?
金融機関が主導する場合もある?
⑤評価を行うのに費用はかかる? それは誰が負担するの?
[評価の進め方・手法]
⑥企業価値の評価ってどんな流れで行うの?
⑦企業の評価を行うにあたっては
どんな実態把握が必要なの?
⑧評価を行うにあたって企業には
どんなことをヒアリングすればいい?
⑨具体的にはどんな資産を確認していけばいいの?
⑩決算書の各科目からも評価にはつなげていけるの?
⑪事業計画の信頼性はどう見極めればいい?
⑫成長性を評価するためにはどんなことを見ればいい?
⑬業種ごとにみるべきポイントは違う?
⑭企業価値を評価するのにはどんな手法があるの?
⑮どこまで金融機関が評価して
どこから外部機関や専門家が評価するの?
⑯企業価値担保権では資産をどのように管理するの?
[アフターフォロー・行内管理]
⑰評価が低かった場合企業にどう説明すればいいの?
⑱融資後にはどんなアフターフォローが求められるの?
⑲債権回収が必要になったらどうすればいいの?
⑳融資先のリスク管理ではどんなことに留意すればいいの?
2 【ケーススタディ 】こんな企業はどう評価する?
ケース1: スタートアップ企業で現在は赤字だが急成長中のIT業A社ケース2:後継者がいない老舗の製造業B社
ケース3: 働く人材が企業の強みとなっている地域密着型のサービス業C社
ケース4: 知財に登録前の新しい技術を持っている製造業D社
PART3 実務対応時のポイントを押さえよう
1 企業価値担保権を利用する企業はこう見つける
2 担保設定から契約までの流れを理解しよう
3 ケースで学ぶ こんな案件にはどう対応する?
ケース1:スタートアップ企業への新規融資ケース2:条件変更先への追加融資
ケース3:信用保証協会融資と併用した融資
ケース4:複数金融機関による協調融資





