- 会話ができる 財務の知識と活用の指南書
本書の内容
「優秀な経営者は身体にバランスシートを持っている」と言われます。これは、資金繰りから様々な取引を経て決算までの流れが身体に染みついているからです。
本当に財務の知識を自分のものにするには、財務知識を現場で生かせるスキルを身に付けるには、難しい財務用語を理解することでも、難しい比率計算式を覚えることでもありません。お金の流れと商流を結び付けた数字の意味を理解することなのです。
本書は、細かい知識の解説ではなく、体験的な視点から財務を学習できるように書かれています。最後まで読み通し本物の財務を修得しましょう。
本当に財務の知識を自分のものにするには、財務知識を現場で生かせるスキルを身に付けるには、難しい財務用語を理解することでも、難しい比率計算式を覚えることでもありません。お金の流れと商流を結び付けた数字の意味を理解することなのです。
本書は、細かい知識の解説ではなく、体験的な視点から財務を学習できるように書かれています。最後まで読み通し本物の財務を修得しましょう。
目次はこちら(クリックで内容が表示されます)
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第1章●財務を理解するうえで押さえておきたい基礎
1.財務の知識はなぜ必要なのか
2.財務諸表の基本構造を理解する
第2章●資金繰りと決算書を作成し財務3表を理解する
1.財務の基本的動きを見る
2.サービス業の決算書を作る
3.物品販売業の決算書を作る
4.そもそも財務諸表とは何か
5.貸借対照表(B/S)とは
6.損益計算書(P/L)とは
7.キャッシュフロー計算書とは
8.株主資本等変動計算書とは
9.運転資金と資金調達・減価償却を含む決算書を作る
10.減価償却とは
11.資金繰り表とは
12.製造業の決算書を作る
13.建設業の決算書を作る
第3章●財務諸表の見方と目の付け処
1.決算書の見方とコツ
2.決算書から企業の信用力を確認する
3.決算書から経営と商流の特徴を確認する
4.時系列で深読みできるスキルを身に付ける
5.勘定科目の時系列から背景シナリオを考える
6.業態悪化や粉飾決算を見つける
7.金融マンに必要な目の付け処
第4章●財務知識の現場活用術
1.数字に強い人材・営業はロジカルに経営と商流を聴く
2.取引先から決算書をもらったとき
3.財務知識から「予測と仕掛け」でビジネスチャンスを発見する
4.収益構造改善4原則とCF改善4原則のロジックを活用する
5.魔法の言葉「粗利」の現場活用術
6.数字に強い最高の財務知識
7.経営者目線で関心の高い財務知識活用術
8.実践 決算書の見方・ビジネスチャンスへの展開事例
第5章●業種別決算書の目の付け処
1.注目すべき科目と数字
2.注目すべき数字と定性情報の関係
3.業種特有の定性情報に着目する
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第1章●財務を理解するうえで押さえておきたい基礎