本書の内容
今が「旬」な保険ショップ業界。参入するのは、今、このときをおいてありません。
本書は、保険ショップ創業時代から11年にわたって筆者が直接学んだ“保険ショップ成功の鍵"をまとめたものとなっています。
保険ショップの最近の隆盛ぶりにピンと来た方も多いと思いますが、これほどまでに全国に保険ショップが急展開した要因の一つには、従来、保険を生業としていなかった異業種企業の方々が参入されたことがあります。
筆者は現在、全国650店が所属する保険ショップの協同組合的組織である「一般社団法人保険健全化推進機構結心会」の会長を務めていますが、会員の半分は異業種企業さまです。
「流通がわかる」
「サービス業の何たるかがわかる」
「小売業たるものお客さまが何を求められているかがわかる」
しかし、保険ショップは「出せば儲かる」といった簡単な事業ではありません。多くの保険ショップが乱立していますし、2014年以降には保険業法も改正されて、より厳格な保険販売と募集人教育、労務コンプライアンス体制が求められるでしょう。
「保険ショップは冬の時代になる」という声もあります。しかし、それは違います。時代とお客さまに合わせて自分たちが変わらないから、冬の時代となり、淘汰されてしまうのです。
逆に、今、自分が変わり、今、すぐに動けば、あなたの保険ショップは必ず成功します。なにか流行語のようで恐縮ですが、保険ショップに参入するなら、「今でしょ! 」なのです! (本書「はじめに」より)
本書は、保険ショップ創業時代から11年にわたって筆者が直接学んだ“保険ショップ成功の鍵"をまとめたものとなっています。
保険ショップの最近の隆盛ぶりにピンと来た方も多いと思いますが、これほどまでに全国に保険ショップが急展開した要因の一つには、従来、保険を生業としていなかった異業種企業の方々が参入されたことがあります。
筆者は現在、全国650店が所属する保険ショップの協同組合的組織である「一般社団法人保険健全化推進機構結心会」の会長を務めていますが、会員の半分は異業種企業さまです。
「流通がわかる」
「サービス業の何たるかがわかる」
「小売業たるものお客さまが何を求められているかがわかる」
しかし、保険ショップは「出せば儲かる」といった簡単な事業ではありません。多くの保険ショップが乱立していますし、2014年以降には保険業法も改正されて、より厳格な保険販売と募集人教育、労務コンプライアンス体制が求められるでしょう。
「保険ショップは冬の時代になる」という声もあります。しかし、それは違います。時代とお客さまに合わせて自分たちが変わらないから、冬の時代となり、淘汰されてしまうのです。
逆に、今、自分が変わり、今、すぐに動けば、あなたの保険ショップは必ず成功します。なにか流行語のようで恐縮ですが、保険ショップに参入するなら、「今でしょ! 」なのです! (本書「はじめに」より)
目次はこちら(クリックで内容が表示されます)
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はじめに
第1章★今なぜ保険ショップ経営なのか?
1.やるなら今! 保険ショップ経営のススメ
2.私が保険ショップ経営を勧める理由
3.淘汰が始まる今こそ参入の大チャンス!
4.進化・変態の時を迎えた保険ショップ
5.来店型保険ショップについて理解する
6.保険商品についてご存じですか?
7.保険は単なる商材にあらず
第2章★保険ショップの出店と収支シミュレーション
1.保険ショップを開業するまでの流れ
ステップ1◇「保険を活用して何をしたいのか?」のビジョンを決める
ステップ2◇保険代理店用の法人を作る
ステップ3◇経営理念を全スタッフで共有する
ステップ4◇保険代理店の人材を採用する
ステップ5◇保険募集人の資格を取得する
ステップ6◇代理店登録をする
ステップ7◇自分でやるとしたらどこのコンサルティングを受けるかを決める
ステップ8◇出店場所を探す
ステップ9◇保険ショップの出店
2.保険ショップの収支シミュレーション
3.カテゴリー別の収支シミュレーション
シミュレーション1◇インショップ型(商業施設内店舗)
シミュレーション2◇路面型(ロードサイド店)
シミュレーション3◇都市型(主要都市の一等地に出店)
シミュレーション4◇ローコスト型
第3章★成功する保険ショップ経営の基本
1.来店してくださるありがたさを忘れない
2.保険ショップは「サービス業」である
3.成功している保険ショップのおもてなし例
・予約のお客さまが来店される時間には、店舗の前でお待ちしている
・パンフレットスタンドの近くには椅子が置いてある
・パンフレットスタンドには、お客さまに商品がわかりやすいような工夫がしてある
・夏には、来店されたお客さまに冷蔵庫で冷やしたおしぼりを出している
・お飲み物のメニュー表があり、お子さま向けのドリンクメニューも入っている
・お客さまに再来店いただいた場合、前回注文されたドリンクメニューがなんだったかを把握している
・来店されたお客さまにお飲み物を出す際に、コースターに「○○さま、本日はご足労いただきありがとうございます! 」といったメッセージを添えている
・店内に掲示してあるポスターは毎週変えている
・店舗は毎月、季節に合わせた模様替えをしている
・お客さまの年代に合わせてBGMを変えている
・お客さまの情報はスタッフ全員で共有していて、どのスタッフでも対応できるようにしてある
・店舗の入口は開放的で、パンフレットスタンドが前面に置いていない
・キッズ用のスペースが作ってあり、しかも親の目が常に届く場所にしてある
・お客さま対応のマニュアルが店舗にあり、困ったらこれを見れば解決できるようになっている
・募集人資格を持った全員の名前を掲載している
・インショップの場合、毎日、13時~15時までは、店頭に立ってお客さまへのお声かけ、ハンディング等を実施している
・スタッフ同士が節度なく無駄なおしゃべりをしていない
・いつも笑顔が確認できるように、机の上には自分専用の鏡が置いてある
・他業態の店舗スタッフに友だちがいて、情報交換をしている
・お客さまがお帰りになる際は、スタッフ全員でお見送りをしている
・お客さまからの電話にはワンコール以内に出ている
・電話対応では「笑声=えごえ」を心がけている
4.見込み客を常に「一定数以上」保有する
5.集客は経営の仕事
6.お客さまのメンテナンスをしっかり行う
7.会員制サービスを導入する
8.お客さまの声を聴く
9.スタッフにはこんな人を採用する
傾聴ができる人/心配りができて思いやりのある人/仕事自体を楽しめる人
10.スタッフ研修は「人間力アップ」が最優先
相手に興味を持つための「自己紹介訓練」/考える力を養う歩行訓練/伝える難しさを実感する研修/「10年後の自分」を作文にする
11.保険トークにおける3つの工夫
最初に「所要時間」を選んでもらう/保険証券の診断はしない/お客さまには五感を使ってもらう/初対面のお客さまにはできるだけ二人体制で応対する
第4章★保険ショップ集客の秘訣!
1.王道の行動は魂を込めて継続して行う
ポスティング/新聞折込、リビング誌への掲載/ハンディング
2.イベントカレンダーを作る
【1月のイベント】/【2月のイベント】/【3月のイベント】/【4月のイベント】/【5月のイベント】/【6月のイベント】/【7月~8月のイベント】/【9月のイベント】/【10月のイベント】/【11月のイベント】/【12月のイベント】
3.集客イベントを成功させるためのポイント
「ここまでやるの!?」を大切に/集客ターゲットを明確に/お子さまには子供目線で接する/スタッフがイベントを楽しんでいること/スタッフ自らが考えてイベントをする/単発で終わるのではなく定着するまで継続する/噂を聞いたらまず試す
第5章★「保険ショップ」の殻を破ろう!
1.保険ショップも大胆な外観を考えてよい
2.地域に根差した「総合情報・サービス発信基地」になる
3.常識破りの異業種コラボを企画する
4.周辺資格を取って保険募集人の「幅」を広げる
5.オリジナルの保険をつくっちゃえ!
6.「地元放送局」とタイアップしてみませんか?
7.「ノウハウ」と「ノウフウ」の時代
第6章★これが最新の保険ショップだ!
1.カフェ併設の保険ショップ
2.月1万5000円で保険ショップ内にカフェができる
3.終活ショップ併設の保険ショップ
4.「保険」の文字を外した保険ショップ
5.保険ショップを併設する薬局
6.保険ショップ併設の書店
おわりに
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はじめに