ブックタイトル【試し読み】Financial Adviser 2017年4月号

ページ
77/100

このページは 【試し読み】Financial Adviser 2017年4月号 の電子ブックに掲載されている77ページの概要です。
秒後に電子ブックの対象ページへ移動します。
「ブックを開く」ボタンをクリックすると今すぐブックを開きます。

ActiBookアプリアイコンActiBookアプリをダウンロード(無償)

  • Available on the Appstore
  • Available on the Google play
  • Available on the Windows Store

概要

【試し読み】Financial Adviser 2017年4月号

077 Financial Adviser5分早く着く=相手の時間を5分奪うこと!?〝時は金なり?。特にお金に関わる仕事をする人には、誰よりも時間にシビアであってほしいと思います。ただし、あくまでも自分の時間というより「相手の時間」を大切にするためです。まずは一般的な、クライアントビジネスにおいて気をつけるべきことを挙げてみましょう。?相手の会社、自宅への訪問は、約束の時間の3?2分前にインターフォンを押す(中へ通されて、会議室や応接間に通されるのが約束の時間ピッタリになるのがベスト)。?カフェやホテルのラウンジでの待合せ(約束時間の30秒前に声をかけるのがベスト)。?面談、打合せの時間はピッタリに終わらせる(相手が望んだとき以外は、絶対に時間をオーバーしないこと)。 これらは「あたり前のこと」ですが、意外とできている人は少ないと思います。「ちょっと早く着いたけど、早いぶんにはいいかな」とか「時間は過ぎたけど、短いよりはいいかな」と、もし思っていたら要注意です!顔はニコニコしていても内心はイライラ!? 実はこんな場面でも、「相手の時間」を奪っているかもしれません。?話し終えて、荷物を片付けている時間(資料や荷物を、モタモタと片付けている間、相手は待っています)。?話し終わった後に、残っている飲み物を慌てて飲んでいる時間(相手は早く席を立ちたくて、その様子を冷ややかな目で見ています)。?会社や自宅の玄関で靴を脱ぐ、または帰りに靴を履く時間(靴紐を解いたり、結んだりしている時間、相手はじっとそこで待っています)。 まだまだこういった、「相手の時間」を奪っていることは、多くの場面にあります。「相手の時間」を1秒余計に奪うこと=相手の人生における時間(命の一部)を奪っているともいえます。いつもそう考えているからこそ、私には「時間に関するMYルール」があります。ぜひこれを読み終えたら、「時間に関するMYルール」を決めてみてください。7?10項目程度にして、携帯電話のメモに入れて活用していきましょう。KEN KONA #01インターフォンを押すのは約束時間の何秒前?多種多様な業界のクライアントを持ち、日本全国を駆けまわるコンサルタント。コンサル契約更新率の高さなど、クライアントとの信頼関係づくりに定評あり。社員旅行の同行を求められたり、クライアントの子どもの進路相談まで、ビジネスを超えた付き合いも多い。この連載を通じて、FP業界全体のイメージアップのお役に立てれば嬉しく思います。できるコンサルはここまで考える──クライアントビジネスで成功し続ける中小企業向けブランド戦略の専門家粉奈 健太郎( コナ ケンタロウ)